これからブログをはじめ、これから人気のオウンドメディアを育てていきたいと思っているあなたに、記事を書き始める前に頭の片隅で入れておいた方が良い記事のタイプについて説明します。
目次
ブログ記事やニュース記事には読み切りと連載がある
週刊漫画雑誌など読んだことがある人はわかると思いますが、ブログ(やニュース記事)にも漫画と同じく読み切りと連載があります。
読み切りは、1つの記事で内容が完結しているもの。
連載は、2つ以上の記事に内容がまたがって書いてあり、全部読んだら内容が完結するもの。
連載記事の特徴
さあ、続いて各タイプの記事の特徴ですが。
まず連載記事は、当然ながら記事のボリュームは大きくなります。
読みごたえもあります。
たとえば、「キャバリアという犬について」連載するとしたら、この犬種の命名由来からどこが原産地といった細かな内容を、体系的に説明し、読み終わった後にキャバリア博士になれるように頑張って記事を書かれると思います。
読み切り記事の特徴
対照的に読み切り記事では、全体のボリュームはそんなに大きくないと思います。
そして、同じようにキャバリアについて記事を書いたとしても、「キャバリアという犬について」なんてタイトルは絶対につけません。
もっと内容を絞り「キャバリアが心臓病になりやすいって本当?」とか、もっと絞って「キャバリアの心臓病良いといわれる食品5つ」なんてタイトルをつけ、その限定された内容にしっかりと応えるような内容を記載すると思います。
この記事を読み終えた読者は、キャバリア博士にはなりませんが、自分の問題解決はできるかもしれません。
それで、どっちの記事がブログに適しているのか
結論から言うと、まずブログを書き始めるなら読み切りの記事を書くべきだと思います。
連載記事は、有益な情報を多く持ち、また読み切りの内容を網羅するような記事かもしれません。
たとえば、上記の「キャバリアという犬について」の記事の中には、キャバリアの心臓病良いといわれる食品5つ」の内容もすべて含まれているかもしれません。
でも、もしあなたが愛犬の病気をよくする食事を一刻を争い調べていたらどうでしょう?
「キャバリアという犬について」で連載されている記事を全部読んで、必要な情報を探す努力をしますか?
当然「キャバリアの心臓病良いといわれる食品5つ」という記事を見つけたらまずこちらを見ますよね?
オウンドメディアはたくさんの人に読まれてナンボです。
キャバリア博士を目指している人がインターネットで勉強しようとする数と、愛犬の病気について調べている人の数を比べたらその差は歴然ですよね。
また、「調べたい」という意欲も、苦しむ愛犬を何とかしたいと思う人の方が強いと思います。
連載記事が悪いわけではない
もちろん、連載記事が悪いわけではありません。
もしかしたらキャバリア博士になりたい人が急増する可能性だってありますし、体系立てて書かれた記事の価値は高いかもしれません。
ただ、今回のケースはこれからブログを始める人に向けたアドバイスです。
限られた時間の中でブログの成果を上げるためには、効率的な記事をまず書いて集客することが先決だと思います。
連載記事は、読み切り記事をたくさん書いた中でとても反響がよかった記事をブラッシュアップするときに考えればよい話だと思います。
では、きょうはこの辺で